メニュー

COCO-HOUSE(ココハウス):鎌倉・葉山・逗子など湘南の不動産・賃貸・住宅情報が満載!

  • お問い合わせ
  • ログイン
マサル日記

工業視察研修2

カテゴリー:
  • 2017年03月04日

午後からは、

川崎市立日本民家園へ。

20170303_134017_R

 

いやぁ、川崎にこんな素晴らしい施設があるとは全然知りませんでした・・・。

 

20170303_134507_R

小田急線の向ヶ丘遊園駅から歩いて行ける生田緑地のなかに川崎市が整備した施設です。

 

古くは17世紀(1600年代)といいますから、今から約300年位以上前の建物が、

全国各地から移築されています。

 

こちらはまだ新しい、川崎にあった明治時代の建物。

この時代ですと、「ガラス」が使われています。

20170303_135031_R  

 

20170303_135549_R

 

20170303_140204_R

 

「だいどころ」=キッチンではないということも恥ずかしながら知りませんでした・・・。

炊事をする場所はこの手前の土間にありました。

20170303_140650_R

 

20170303_140719_R

 

移築、改修途中の貴重な姿も見れました。

20170303_140940_R

 

20170303_141045_R

 

昔は、お水が貴重でしたので風呂場がある家が少なく、

川や池などで、「拭く」、「浴びる」が多かったようです。

 

このお家は浴槽なし。からだにお湯をかけるだけの「ふろば」のようです。

20170303_142253_R

 

20170303_142511_R

 

20170303_142522_R

 

この藁の囲いは、「雪除け」です。

20170303_143311_R

雪深い地方ではもっと頑丈な囲いで対策をしていたそうです。

 

雪に埋もれると1階からは出入りできませんので、冬の間は2階から出入り。

そうなると1階は冬場は地下室のような感じだったのでしょうか?

照明もない時代でしたので真っ暗だったのでしょうか。

 

(なんだか、昔の生活をいろいろと想像してしまいますね。 )

 

最後に拝見したのが、千葉の漁師さんの家。

この家は、ここに移築されるまで実際に使われていた家だそうです。

 

20170303_144147_R

 

20170303_144630_R

 

印象的な話は、この曲がった「梁」。

まっすぐなものは、一般の家では使えないのでこういった曲がったものを使っていたそうです。

20170303_144757_R

移築前の最後の主も、移築の際に天井板をはがしてみた時に初めてこの梁を見たそうです。

ということは、時代に合わせ「リフォーム」を繰り返し、親から子へ、子から孫へと

何代にもわたり、大事に使われてきたことの証ということなんですね。

 

中古戸建を扱う際に「築後20-30年経過した家は価値はゼロ」なんて言われます。

200~300歳の家々を見たらもったいない話だなぁと、いろいろ考えさせられました。

 

また、建物の歴史というよりは、そこで暮らしていた我々の先祖たちの

暮らしそのものが見えてくるような素晴らしい体験でした。

 

見学できた建物は半分くらいでしたので、次回はゆっくりと見に行きたいと思います。

皆様もぜひ行ってみてください。

 

 

 

 

この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

関浪 将

関浪 将
ジャムおじさん
プロフィール
直接連絡する