1923－2024【リノベ古民家】

（＊写真は前回募集時の物です）

おはようございます。

スペシャルな物件のご紹介です。

1923年（大正12年）に建てられた、築100年の古民家。

当時多く見られた和洋折衷の様式で建てられ、当初は現在の約２倍の大きさがありましたが、傷みが激しかった西側の約半分を取り壊し、残りの部分を大幅にリフォームして約20坪の住宅として再生されました。

今回のリフォームでは洋風の広間と隣接した和室を中心に、取り壊した部分にあったキッチン、お風呂を新しく。

屋根は現在瓦葺となっていますが、洋風のトタン屋根だったものを昭和６０年代の改修の際に、瓦屋根にしたそうです。

外壁や床は張り替えられていますが、明治・大正期の洋風建築の面影が残る広間の格（ごう）天井や柱、硝子戸などはそのままとなっています。

和室も基本的に往時のままで、襖の引手金具は現在では貴重なものです。

広間は天井の部分の広さだけありましたが今回のリフォームで壁を取り壊してキッチンを新設したため以前よりも若干狭くなっております。

取り壊した壁に沿ってタイル貼りのストーブ置き場があり、そこに天井の照明部分と同じ銀杏のレリーフと飾り棚がありました。

そのレリーフと飾り棚は玄関前に移設されています。

現在はがけ崩れ防止のためにコンクリートで固められている西側の山の下にかつて大きな銀杏の木があり、工事の際に切り倒されたそうなのですが、このお家のシンボルとして銀杏が装飾に使われたのでは、とのオーナー談。

2DK、65.55㎡。
築100年の古民家で、静かに、心豊かな鎌倉らしい暮らしをされたい方。

ご連絡お待ちしております。