過剰なき美しいガレージハウス【材木座│戸建】

下町情緒を残す街

材木座といえば材木座海岸がよく知られている。

だが商店会をはじめ、古くからの店や新しい風が入り混じる下町情緒を残した街でもある。

ダイニングバーや昔懐かしい銭湯、ぷらっと寄れる居酒屋など、のんびりとした鎌倉ライフによく合う。

瀟洒な外観とモンスター級ガレージ

そんな材木座の街に現れたモノトーンの外観。

シンプルなだけではない、バランスの取れた形状美。

植栽、外構、エクステリアプロダクトのひとつひとつまで考え抜かれ、

極めて洗練された住宅が街と調和している。

しかし、この住宅の大きな特長ともいえるのがこのモンスター級のガレージ。

内部には55.68㎡（16.84坪）、車２台、バイク２台、自転車２台分ののスペースが広がり、

外部と合わせれば車４台が駐車可能となる。

もちろんシャッターは電動リモコンで開閉でき、EV車充電機も備わっている。

彩りと無彩

奥まった玄関へ続くアプローチは、竹垣に沿って桂モミジや紫陽花などが四季を彩る。

この自然美によって、建物の美しさが増すのだろう。

また夜はガーデンライトが植栽を照らし、別の表情も見せてくれる。

反面、玄関を開けると白を纏った空間。

室内は彩りを限ることで人と家具という主役を惹き立て、飽きせない。

１階には13.8帖のマスターベッドルーム。

インナーガレージとも繋がっており、

アプローチに面したウッドデッキやカウンタースペース、3.5帖のウォークインクローゼット。

書き出せば雑多になるが、とても整然と備わっている。

２階のＬＤＫは40.2帖。

その数字にも驚くが、フラットに繋がるバルコニーも相まって開放的な空間となっている。

目線の干渉を避けながら、空を独り占めにしたような明るいリビング。

全ての空間が美しい。

壁や天井の取り合いや、建具の納まり、照明の配置、手摺の形状。

シンプルさを極限に引き出すためにどれだけ緻密に計算された設計だろう。

もちろん全室に空調、そして床暖房が設置されている。

洋室３部屋の並ぶ３階をさらに上がると、41.3帖のルーフバルコニー。

視界を遮るものはなく、稲村ヶ崎や成就院の緑を臨む。

電動オーニングやスロップシンクもあり、日光浴やBBQなど愉しみが広がる。

数十年後も時代遅れにならない「本質」を備えた商品住宅。

材木座の街にこの先何十年も根付き、

その街並みを創ることだろう。