さあ、人生を愉しもう【戸建】

古くからの姿を残しながら、新たな息吹の吹き込む港町。

逗子市小坪４丁目。

リゾート地・逗子マリーナや高級住宅街・披露山庭園住宅にも隣接する立地は、

様々な個性が混ざり合って化学反応を起こしそう。

漁港から細い坂道を上り、ふと振り返ると何とも港町らしい風景が広がる。

時折すれ違うハイカーの方やご近所さん、みな気さくに挨拶してくれるそんな温かい街。

歩いて5分ほど、標高で30ｍほど上ったところに花壇のある色鮮やかな一角。

懐かしい趣きのお家が見えてきた。

ご覧の通り車の進入はできないものの、徒歩でも充分。

電動自転車やバイクがあれば無敵。さらに上の披露山に駐車場を借りればそこからは徒歩２分ほど。

玄関先でローズゼラニウムとツワブキが美しく出迎えてくれる。

街並みに調和した、ホッとする面構え。

玄関の扉を開けると足元は和風。

天井は吹き抜け、壁は合板、そしてバケツを使った手作りのライト。

このお家は数年前にセルフリノベーションを施し、建築家の別荘としても使われてきたそう。

和風と自由な発想が組み合わさった、センスの良い空間になっている。

玄関を上がると１階はLDKから奥の和室まで繋がった、約22帖超の広い空間となっている。

どこからか探してきた古いガラス扉が、和とモダンを繋いでいるようだ。

南西向きの和室にはよく陽が当たる。

障子を開けると、猫がお休み中だった。さすが港町。

キッチンにも古い箪笥の抽斗などが使われていて面白みがある。

手作りだからこそ両立できた意匠性と機能性。

２階には３部屋あり、北側には洋室6帖。

額縁のような飾り棚や出窓が特徴的なナチュラルでかわいらしいお部屋。

と思いきや、天井付近に何やら不思議な扉が。

中には屋根裏まである大容量の収納がありました。

ドア向こうには洋室４帖。隣にある和室の前室のようになっている。

収納部屋、あるいは造作家具を作って趣味の部屋にするのも良いだろう。

そして南側の和室６帖。

個性あふれるこのお家の中で一番特徴のない部屋のようだが…

窓を開けると、ぐるりとＬ字に回った最高に陽当たりの良いバルコニー。

振り返って階段に腰かけると…

富士山、江ノ島、海が見える、これぞ湘南！というこの眺望。

ここで缶ビール片手に本を読んだら、それはなんて幸福な時間でしょう。

間取り

広い庭こそないものの、緑に囲まれた大崎公園や披露山公園も徒歩圏内。

散歩がてらこんな場所でのんびりできるから、手間のかかる広いお庭よりよっぽど良い思う。

決して利便性の高い立地ではないが、

海と緑に囲まれたこんな場所でのんびり人生を愉しめたら、

それが本当の贅沢ではないでしょうか。

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