COCO-Reno【ココリノ】:物件実例
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横浜に建つ 築50年の中古住宅を古民家風にリノベーションする企画
“横浜蒔田プロジェクト”第6弾!
【横浜蒔田プロジェクト⑤】はコチラ
前回に続き、家具職人の菅谷さんによるハンドメイドキッチンの
取付け作業の風景をお伝えします!
シンク&ワークトップを支える足の部分。
格子のデザインで天井に梁を見せた古民家風の室内と
キッチンの相性も違和感を感じることはありません。
ワークトップはステンレスですが、表面に文様を入れて華美な光沢をなくしました。
キッチンの木材はナラ材を使い、
表面の塗装は水はねを考慮して黒系の”エボニー”。
グッと落ち着いた雰囲気です。
シンク下の支え(足)部分。工房で作ってきた各パーツを現場で仮組みして、
実際に設置する場所との寸法を再確認します。
設置場所の確認をして、微調整のための打合せ。
狂いが生じない様にマーキングを入れていきます。
取付開始です。
ワークトップの高さは”85cm”と日本人の男女を問わずに使い易い高さで設定しています。
水平を保つように慎重に壁側の取り付け位置をチェックします。
ワークトップ(天板)と支え(足)をジョイントする金具を取り付けるための微調整をしています。
手入れされたノミで手際良く作業を進めます。
木部の微調整でカンナ掛けをします。
コンマ数mmのレベルでの調整になるので職人さんの腕の見せどころ。
カンナを100種類以上使い分ける”横浜家具”を作る菅谷さんにとっては日常的な作業とのこと。
いよいよワークトップ(天板)の設置です。ここでもさらなる微調整。
ハンドメイドキッチンはこの様に細かい調整を繰り返しながら、収まるべき場所にビシッと設置されるのです!
設置完了です。
数ミリの狂いもなく設置されました。
新しく作られたキッチンなのに部屋の雰囲気に完全に馴染んでいます。
当然、使い勝手も良いですよ!
番外編。
木製の建具を残すためのチョットした工夫です。
今流行りの部屋の内側に二重のアルミサッシをを増やす”インプラス”ならぬ”アウトプラス”。
アルミの二重サッシを木製建具の外側へ設置するので窓からの防音、
断熱効果とセキュリティー性能を高めます。