今日はひな祭りですね。
ひな祭りとは関係ないのですが、
葉山町商工会工業視察研修に行ってきました。
あさ、葉山町役場を出発。
まず初めに訪れたのは、「東京木材問屋協同組合材木会館」。
場所は、新木場です。
以前は材木問屋がたくさんあったそうですが、今は少なくなり、
物流関係の倉庫や運送会社の輸送基地や事務所にとってかわったそうです。
この建物、鉄筋コンクリート造ですが、外壁には木材がふんだんに使われ、
内装も様々な木材が使われ、木のパビリオンといった感じです。
説明を聞いて驚いたのは、木材の加工技術はとても進化していて、
木で不燃材を作り建築につかえるとのことです。
木材の国産材の利用率(自給率)は一時10%程度まで少なくなったそうですが、現在は30%程度まで回復しているそうです。しかし、まだまだ利用できる木材は多いのでもっともっと自給率を上げる努力をしていきたいとのことでした。
杉の木も大事な建築材料ですが、「スギ」と聞いただけでクシャミ・鼻水が出そうな方もいらっしゃるかもしれません。ただ、「花粉症対策プロジェクト」として花粉の量がとても少ない杉に切り替える取り組みもなされているそうです。
大量の木が使われていて、反りの少ない加工技術や乾燥技術の進化で、状態よく・長く使える木材の話を聞いて、木造の家が古いものではなく、古来からの日本に適した作りであることも再認識しました。
(続く)
この記事へのコメント
葉山店の無垢のソリは、乾燥が足りないからですかね?