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COCO-Reno【ココリノ】:物件実例

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COCO-Reno【ココリノ】:物件実例

横浜は、南区の古民家リノベーション➀

カテゴリー:
  • 2015年09月24日

 

横浜蒔田プロジェクト始動 【横浜蒔田 中古戸建】

COCO-HOUSEでは、「昭和を感じる」築50年の古い家屋に新たな息吹を与えるリノベーションプロジェクトを開始しました。
「Beforeはこちらから!」

私たちが目指す「建物の価値の再生=アンチスクラップ&ビルド」を具現化します。

一般的な不動産会社であれば、簡単なリフォームか立て直しをして販売する可能性が高い中古物件です。

しかし、私たちはこの物件を初めて見た時に「この建物は絶対に壊さない」と決意しました。

最近ではめっきり”昭和の雰囲気”を持つ建物が減ってしましました。

なぜなら、こういった古い建物に対してある程度のお金を掛けて直すよりも、

新しく建て直したり簡単な修理だけで手間を省いて販売した方が良いという固定概念があるからです。

確かに、現在の建物に比べると「耐震性」や「防火性」に劣る部分はあります。

がしかし、リノベーション前にしっかりと検査する事で問題点は解決されます。

それよりもむしろ現在にはない当時の”佇まい”を建物のあらゆる部分から感じる事が出来ます。

当初、この物件はお客様から売却を依頼された媒介物件でしたが、

私たちは敢えて購入する事にしました。

COCO-HOUSEが以前から推奨する簡単に建物を壊さない

「アンチスクラップ&ビルド」を具現化して、「古い建物の持つテイスト」と

「現在のライフスタイル」を融合させて、この建物に新しい息吹を与えたいと考えたのです。

場所は横浜市蒔田町ですが、

葉山に活動の拠点を置く大工、建築士、家具職人、電気技師、水道設備士、ペンキ職人の方々と

一致団結してこの建物の再生に取り組んでいます。

このプロジェクトを足掛かりに、今後もお客様に対して、

一軒でも多くの味わいある建物の再生に関わる事が出来る様な仲介をして行きたいと思います。

 

「温故知新」、私たち不動産会社にもあてはまる言葉だとCOCO-HOUSEは考えております。

【周辺環境】

横浜市南区蒔田町。
横浜の中心部に程近く市営地下鉄沿線の利便性が高いエリアですが、

「鎌倉街道」で横浜関内と上大岡のちょうど中間に位置したとても静かな住宅地です。
移動手段は自転車がおススメ!

歩いて5分程の場所に地元のスーパーがありますが、

昔懐かしの商店が軒を連ねる「弘明寺商店街」や

「横浜橋通商店街」が行動圏内にあるので、こちらへ足を延ばすのもまた一興。
桜木町、関内エリアのオフィス勤務の方であれば毎朝の通勤電車をかわして、

自転車通勤なんていかがですか?

もともと縁側のあっったスペースには木枠の建具が。

今では、なかなか入手困難なアイテムの一つです。この部分は、

本来この建物のもつ”テイスト”なのでしっかりと残します。

1階のダイニングスペース。天井は梁が見える様に仕上げます。

左奥に見えるのが洗面所、バスルームのスペースです。

1階のキッチンスペース。奥の窓付近は防火性を向上させるために片面に壁を作りますが、

本来の雰囲気を壊さないようにする為の工夫をします。

家具職人が作ったシステムキッチンと対面式のカウンターが入ります。

約4帖程の広さがあるエントランススペース。

1階部分の天井を取り払って開放感のある吹抜けへと変更します。

エントランススペースの天井部分。

開放的なこう配屋根が、玄関の印象に残るはずです。

この土壁の上に板を貼っていきます。

洗面所のスペース。

水回りの設備はデザインがシンプルで利便性の高い製品をチョイスします。

2階の天井を剥がすと、

こんな雰囲気の良い梁が現れました。

トップの部分には断熱材を入れてから板を貼りますが、

もちろんこの梁が見えるように勾配天井にします。

2階部分の床です。以前は畳敷きでしたが

、このリノベーションで板張りへ変更。この根太の上に無垢材の杉板を貼ります。

土壁に強度を持たせるための補強。

筋交いを入れる事で耐震性が向上します。

土壁自体は吸湿保温性に優れた工法なんですよ!

こんな感じで職人達と現場で打ち合わせ行い
当初の計画図面を違ってくるのは、当たり前!
次号をお楽しみに!!