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ケンタロウ日記

骨折のハナシ【第三章】真夜中のセッション

カテゴリー:
  • 2026年04月10日

 

1/20(火)骨折11日目。

 

いよいよ生まれて初めての入院&手術。

「タイマン張ったらマブダチよ」と、妻も付き添ってくれました。

 

僕はイビキタイプのポケモンなので、周りへの迷惑を考えて個室を希望したのですが空いておらず。

大部屋に案内してくれた看護師さんにその心配を話すと、「男性はほとんどイビキかいてますよ」と言ってくださりひと安心。

 

5人部屋はどこもカーテンが閉じられ、ラヴ上等みたいなワチャワチャを期待していた僕は肩透かしをくらいながら、他の皆さまの様子に静かにアンテナを張りました。

 

—————————

 

   A  僕  B

(窓側)       (廊下側)

   C  D

 

Aさん:不在

Bさん:70代くらいで退院間近

Cさん:50代くらいで僕と同日入院

Dさん:同年代くらいで長期入院

 

————————-

 

昼過ぎ、手術を終えたAさんがベッドに戻ると、すぐさま「ンッ…ゥヴー……」と呻き声が始まりました。

時折り様子を見にくる看護師さんにも「とにかく痛い」「痛み止めがほしい」しか言わず、でも痛み止めは既に施されているらしく、なす術なし。

 

そのうち面会時間が始まると、今度はBさんの奥さまが面会にいらっしゃいました。

夫を「⚪︎⚪︎さん」と呼び、優しく穏やかに敬語で話す奥さまと、地声が大きくモラハラ一歩手前のような話ぶりのBさん。

 

ふたりの会話に30分ほど耳を傾けるも、この歳まで寄り添った奥さまの心にあるのは愛なのか、諦めなのか。

青二才の僕にはわかるはずもなく、静かに病室の天井を見上げありませんでした。

 

そして消灯時間。

「ンッ…ゥヴー……」から「ンッ…ッシィー……」に変わったAさんの呻き声。

そこにBさんの不定期かつ緩めの放屁(いわゆるブル寝っ屁)と、Cさんのイビキが重なって、病室では真夜中のジャズセッションが始まりました。

 

その先は覚えていませんが、間違いなく僕も参加したことでしょう。

 

Dさんが一番最初に寝ていたことを切に願います。

 

 

続く

 

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