本日は大船にある常楽寺に行ってきました。
鎌倉幕府三代執権・北条泰時が義母の供養のために建てた粟船御堂がはじまりだとか。
趣のある境内。
そして目につく立派なイチョウ。
真ん中の太い幹は折れているのですが、周りから新しいイチョウが育っています。
大正6年の台風で傾き、同12年の関東大震災でさらに傾き、昭和13年8月13日夜半の暴風雨でついに倒壊したらしいです。
奥には北条泰時のお墓が。
そして今回訪問の目的の一つ、木曽義仲の息子・木曽義高のお墓。
常楽寺の境内にはなく、常楽寺の左の脇道を進んで行きます。
上っていくと・・・
ポツンとお墓が現れます。
こちらは北条泰時の娘の墓、はたまた源頼朝と北条政子の長女・大姫(義高の許嫁)の墓という説があるようです。
さらに上ると・・・
木曽義高のお墓がポツンと現れます。
若くして悲しい運命を辿った義高と大姫。
手を合わさずにはいられません。
そして墓のすぐ横からイチョウが立派に育っていて、物悲しさと同時に、希望にも似た前向きなムードも感じました。
常楽寺
住所:鎌倉市大船5丁目8−29
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