昨晩は横浜ラジアントホールでプロレス観戦。娘と友達家族と一緒に行ってきました。
プロレスにハマればハマるほど、好きな選手がどんどん増えてきまして、試合でどっちを応援すれば良いのかわからなくなることがあります。
昔おばあちゃんが高校野球を観ながら「どっちが勝っても嬉しいしどっちが負けても悲しいよ」と言っていたのを思い出します。
娘も同様で、第一試合は「吉岡!」第二試合は「小峠!」と応援していたのに、第三試合が、始まるや否や「両方!」と叫んでいました。
えっ?両方?
去る2月の武藤敬司引退試合、古舘伊知郎が贈った詩を思い出します。
「この男に二元論は通用しない。ストロングスタイルがアメリカンプロレスか。ベビーフェイスかヒールか。はたまたプロレスか格闘技か。全く通用しない。思えば昭和、平成、令和。時代は移ろっても、技、試合のありよう、観客の声援スタイルが変わろうとも、一貫してこの男は二者択一を越えて、格闘芸術を作ってきた。」
二者択一を超える。
私の娘にはしっかりと武藤イズムが受け継がれていたのかもしれません。
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