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鎌倉deお店~開業実例~

日本政策金融公庫の借り入れ事情

カテゴリー:
  • 2015年07月18日

この1年の間でお客様のうち2組、日本政策金融公庫に借り入れ申請をして審査が通りませんでした。

2組に共通しているのは、飲食店での独立。
そして前職は開業業種とは違うこと。
サラリーマンから転職、第二の人生は好きな仕事で、という立ち位置だったこと。

借り入れに際してはどんなことが審査の対象になるかというと。

・自己資金
・経験
・事業計画
・その他

お二方に共通するのは、やはり経験値。
飲食業はリスクの高い業種です。まず経験がないというのは審査判断基準としてはやはりマイナスです。
うちお一人は経験値がない、ということでプロの飲食コンサルさんがついての計画でした。
しかし、例え経営にコンサルがついていたとしても、出資者でも決定権者でもない、リスクは創業者が全て負うことになるので、やはりマイナスと捉えられたそうです。

事業計画上の売上の数字が大きすぎてもダメ、小さすぎてもダメ。
段々と売上が大きくなるのが理想で、実際そうしたいと思って事業を始めるわけです。
このさじ加減も重要なようです。

自己資金の2倍位は借りられる、いや1000万円までは窓口決済なので自己資金が少しでもあれば大丈夫、等など。
受付窓口、受付担当者によって差がある感も否めない。

もちろん先のお二人にしても、内情詳細は異なる部分も多いので、飲食店だったからダメ、というわけでないでしょう。
ただやはり飲食業で借り入れ希望者が増える中、この業界で借り入れを希望している方は、申請に関する王道をよくよく理解して望むことです。

申請すれば融資が受けられる、などと簡単に考えると、結果融資なし、事業も夢と消える、ということになってしまいます。

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そして当たり前ですが、借りたものは返さなくてはいけません。
営業が始まると、この返済固定費も大きな存在になります。
このことも忘れないで下さい。

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