ココハウス入社前に、西郷どんに挨拶に行ってきました。
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前略 西郷どん。
思えば、上京して最初に来たのもあなたの下でした。
希望と不安が交錯する私を前に、あなたは山のように、雨晴海岸から望む立山連峰のように、ただただ遠くの空をじっと見つめていました。
その後も私は、事あるごとにあなたの下を訪れました。
大事な商談の場所も西郷どんの下、
恋人との待ち合わせの場所も西郷どんの下、
ドラクエウォークでメガモンと戦うのも西郷どんの下、
桃太郎のおばあさんが桃を拾ったのも西郷どんの下、
春になったら花見、秋になったら月見、
あなたは太陽のように振る舞う私を、月のように静かに見守って下さる存在で、
妻が西郷どんであれば、私はその傍らにいる犬の如く、
西郷どんが新米のコシヒカリであれば、犬は博多の明太子の如く、
卓球にとってのピエールが、サッカーにとってのセルジオで、
誰かにとってのハチ公が、私にとっての西郷どんで、
私にとっての西郷どんが、誰かにとっての牛丼で、
「牛丼つゆだく肉抜き」という概念を超越したパラドックスの前に人はただただ無力で、
つまり、それは、大きいリンゴと小さいスイカ、どっちが大きいのかという山岳の農家のテーゼのようで・・・
いざ、鎌倉―――――
この記事へのコメント
[…] 当ブログ2回目で、早くもインスパイア&オマージュしております。 […]