童話「ウサギとカメ」の教訓は、油断大敵、コツコツ努力しろ、相手ではなく自分のゴールを見ろ。まあそんな感じでしょうか。
油断したウサギと、真面目で地道なカメ。
ウサギは愚かでカメが正しい。
今まで「ウサギとカメ」についてそんなに深く考えたこともなかったですが、何だかそんなイメージでした。
しかし最近、とある芸能人のSNSで「ウサギもカメもどちらも正解だよ」という言葉を目にしまして。
Ohナルホドネ!と、目から鱗が800枚くらい落ちたのです。
確かに冒頭の教訓も正しいと思います。
でも色んな人がいて良いんです。色んな人がいるから良いんです。いや、ウサギもカメも人ではないんですけどね。
「カメ走るの?ウケる!これ昼寝してカメに勝てば目立つんじゃね?カッコ良くね?TikTokあげちゃおーアハ!」とウサギ。
余裕をブッこいて、本当に寝て負ける。
現代ならひとしきり匿名野郎にネットで叩かれた後で、逆にスポットライト浴びて人気と知名度が上がるパターンですよ。
「ワタクシ走るのは遅いのですが、自分との戦いですから。ゴールだけ見て一歩一歩しっかり進んでいく所存です。」とカメ。
謙虚で真っ直ぐに取り組み勝利を手にする。
お茶の間を感動で包み全世代の好感を得る、いわゆるハンカチタイプですよ。
そして「こけちゃいました」と谷口浩美。
うん、みんな正解なんです。
十人十色、みんな違ってみんな良い。これが多様性を尊重するんダイバーシティってやつですね。
違ってたらドシドシご連絡ください。
それではおあとがよろしいようで。
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