世界的な数学者、森毅(京都大学名誉教授1928-2010)氏と一緒に仕事をする機会があり、いろいろなことを教えてもらいました。
森先生「森田君、人生20年だよ。」
私「えっ!?????」
森先生「もし80年生きるとすれば、人生20年を4回生きることになるんだよ。
この道一筋という生き方もあるが、20年ごとに新しい人生を歩むほうが、はるかに豊かな人生となるんだよ。
人間は1回しか生きられないからね。」
私は現在78歳、我が人生を振り返れば、先生のおっしゃったことが実に正しいと思っています。
小生の人生をかいつまんでみれば、
第一の22年 片田舎で生まれ育ち、東京の広告代理店に就職しました。
第二の18年 アートディレクター、プロデューサーとして、企画制作に没頭しました。
第三の20年 子会社の役員として、会社経営に従事しました。
第四の18年 定年退職後画家の道を歩み、現在に至っています。
第一から第四までまるで違う生き方でしたが、だからこそとても面白い人生を歩んできたと実感しています。先生の意見は実に正しい!
・・・そして第四の人生も残り2年、第五の人生は何をしたらいいのでしょう。
北京オリンピックのスノーボードのハーフパイプ、あれに挑戦したいなとも思っていますのです。
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