こんばんは！COCO-HOUSEの戸嶋です。今日は土地の評価方法についてお話しします。相続の話題は少し重たいかもしれませんが、大切な情報なので、できるだけわかりやすくお伝えします。

土地の評価は複雑です🤔

皆さん、「一物四価（いちぶつよんか）」という言葉は聞いたことありますか？実は土地には4つ（場合によっては5つ）の評価方法があるんです。ビックリですよね！

1. 公示地価
2. 基準地価
3. 路線価（相続税路線価）
4. 固定資産税評価額
5. 実勢価格

今日は特に「路線価」と「固定資産税評価額」の違いについて詳しくお話しします。

路線価とは？🛣️

路線価は、主に相続税や贈与税を計算するときに使われる評価方法です。国税局が毎年7月1日に公開していて、公示価格の約80%くらいの水準で決められています。

固定資産税評価額との違いは？🏠

一方、固定資産税評価額は、その名の通り固定資産税を計算するために使われます。こちらは各自治体が3年に1度評価していて、公示価格の約70%くらいの水準です。

つまり、同じ土地でも目的によって評価額が変わるんです！不思議ですよね。

マンションの場合は更に複雑！🏢

鎌倉にもたくさんのマンションがありますが、マンションの場合は土地の評価がさらに複雑になります。ポイントは3つ！

1. お部屋の広さが基準： マンションでは、自分の部屋の広さに応じて、建物全体の中での「持ち分」が決まります。
2. 土地も同じ割合： 建物の持ち分と同じ割合で、敷地（土地）の権利も持っています。
3. 広いほど評価額も高く： 結果として、広いお部屋ほど土地の持ち分が大きくなり、その評価額も高くなります。

つまり、マンションを買うということは、「空中の部屋」と「地面の一部」をセットで購入しているようなものなんです。部屋が広ければ広いほど、その「地面の一部」も大きくなり、土地の評価額も高くなります。

令和6年からの変更点にも注意！⚠️

実は令和6年（2024年）1月1日から、マンションの評価方法が変わりました。「タワマン節税」対策とも言われているんですが、家屋部分と土地部分の両方に「区分所有補正率」というものを使って評価額を決めることになったんです。

最後に一言

土地の評価方法は本当に複雑で、専門家でも頭を悩ませることがあります。特に相続のことを考え始めたら、早めに専門家に相談することをおすすめします。

みなさんの大切な資産を守るお手伝いができればと思います。何か質問があれば、いつでもご連絡ください！