「感動」と「幸福」

私は鎌倉・逗子・葉山とその周辺の風景画を描き続けていますが、その地域の風景をただ写すのではなく、風景を通した「感動」を描いているつもりです。
「感動」と言ってもそれは「美しさ」だけではなく、「かわいさ」「癒し」「懐かしさ」・・・と多様な表現となりますが。

著名な脳科学者はこんなことを言っていました。

人間という動物は、「感動」すればその「感動」を人に伝えたくなる欲望を持つ動物なのだそうです。そして誰かにその「感動」を伝えることで、「感動の共有」という絆が生まれ、それに伴い「幸福」という感情が芽生えるそんな動物なのだそうです。

・・・というわけで、「感動」を創り伝える仕事をしている私は、絵を描く前にその絵の中に「感動」を入れ込むことが最初の仕事で、最も重要な仕事だと思っています。
画家は情報発信者ですから、「感動」という情報を発進できなければ、受け手である絵を鑑賞する人は「感動」を発見できるわけがなく、無意味な絵を見たことになります。

上のワンちゃんの絵は、近々登場する絵の一部ですが、このワンちゃんの絵から「かわいい～💛」という「感動」が感じられたら、私もあなたも(ほんのチョッピリかもしれませんが)「幸福」な気持ちになれるのです。