鎌倉はたえず観光客で賑わっていますが、調べてみてびっくり!、鎌倉を訪れる客の数はなんと年間 2126万人(平成28年)のことです。
たった人口17万人の中規模都市に2千万人以上が訪れるということは、東京ドームで換算すると、ドームが満席で5.5万人ですから、386.5杯分となり、1日に東京ドーム1杯以上の人が鎌倉に訪れていることになるのです。
それではなぜそれほど鎌倉を訪れるのか、その魅力を探ると?
1、歴史と伝統文化が息づいている町であること。(216の国宝や文化財)
2、海と山など自然豊かな環境がある町であること。
3、生活者の佇まいと営みが素晴らしい町であること。
これが三位一体となって、鎌倉を何度でも訪れたくなる魅力を醸し出しているのです。
この中で 3、生活者の佇まいと営み・・・を具体的に言えば、静寂で凛とした住宅街、レトロな江ノ電、センスよくおしゃれな店と、風情ある暮らしがこの町にあることを言います。
この微妙な味の違い、キミにはわかるかな、わからね~だろうな~。
田舎者である私が東京暮らしをし、その当時何度も鎌倉を訪れましたが、この町を訪れるたびに鎌倉に住むことに強い憧れを持ち始め、それは避けられない人生目標とまでになりました。
たとえば銭洗い弁天を目標に鎌倉を訪ねるとするならば、鎌倉駅を降りて住宅街を歩くことになるのですが、ゴミひとつない道、古風で大きな日本家屋、塀越しに見える整えられた松の枝や季節の草花、おしゃれで景観にしっくりなじむ店・・・、目的地であるはずの銭洗い弁天より、この街並みの魅力に魅了されてしまったからです。
それから住まいは紆余曲折したものの、鎌倉とはいかないもののすぐ隣の逗子に居を構え、現在に至っていますが、私は(いまだに)この地に住めば住むほど好きになってくるのを実感しています。
鎌倉は訪れていい町、住んでなおいい町。
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