私と妻はそろって75歳の後期高齢者という年になりましたが、この年齢ともなるとあちこち体に不備が出始めますが、それに立ち向かうわれら2人というより、妻の奮闘記をお話ししようと思います。
2人で信州の山々をドライブするのがここ数年の恒例となっていましたが、昨年のドライブで2000m級の山に登ると妻が高山病のような症状となり、自宅に帰ってもその後遺症が収まりませんでした。
その直後突然妻の片目が数分見えなく、パニクりながら精密検査を受けたところ、血糖値の上昇が諸悪の根源であることが判明しました。
血糖値の上昇は成人病の元凶と言われるように、とても危険な数値だということも知りました。
そんな私も、定期検診の中で血糖値が上がり始めていることを指摘され、結果として老夫婦揃って血糖値が高いことが判明したため、妻は2人まとめて血糖値との戦いに取り組むことを決意しました。
私は外では偉そうなことを言っていますが、家では妻の独裁政権下にあり、今回も素直に妻の指示に従うことにしました。
妻は何度も病院に通い、主治医と栄養士の話を聞くなどその対策を詳しく理解し、薬ではなく食事と日常の生活習慣の改善でこの病気を克服しようと、以下の実践を開始しました。
1、糖質(炭水化物)の摂取を規定量に抑え、特に甘味料は極力摂らない。
2、積極的に野菜を食べる。特に食事のはじめに野菜から食べる習慣をつける。
3、動物性タンパクを既定の量をしっかり食べる。
4、積極的に有酸素運動を行う。(私は毎日3キロの散歩を欠かさず行っています。)
5、当然ですが、塩分は厳しく控える。
食べてはいませ~ん! ただ見ているだけです。
これを5か月続けたその結果として、妻は2回にわたる血液検査で劇的に血糖値が下がり、先生からとても誉められました。
私も体重が2キロ以上減り、昨日血液検査が行われたのですが、先生から「アレッ! 血糖値がグ~ンと改善しましたネ」と言われ、久しぶりに血糖値問題に光明がみえたことを実感したのでした。
医食同源、「食」が健康体をつくる大きな力を持っているのですね。
心身ともに健康でいられることは、私たちの最優先の仕事です。
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