私達夫婦は蕎麦好きで、おいしい蕎麦が食べたくて日本各地の名店を食べ歩きました。
そんな中、灯台元暗らしで、葉山の「W」という店の蕎麦がとてもおいしいので、常連客となっています。
とはいっても食べるのは結構大変です。
休日は問題外で、平日も開店時間は11時半なのですが、段々畑が広がる緑の中の店に11時10分に到着すれどもすでに満席で、開店から待つこと30分、ようやく餓えから解放され、食べるうちにホームランを打った大谷翔平さんの気分(?)になってしまう私達なのです。
だからW店は連日大繁盛なのです。
蕎麦のおいしさとはいったい何なんでしょう?
蕎麦という料理は雰囲気がおいしさに大きく影響する料理であることで、蕎麦そのものの味はそれほど大きなウエイトではなく40%程度、サービスや客層の魅力は15% そして最大のポイントは店の作りと周りの環境が45%を占めると思っています。
つまり、蕎麦の繁盛店の最大ポイントは、雰囲気を醸し出す環境にあるのではないでしょうか。
ココハウスの物件情報の中に、都心から60分の古民家暮らし こそ「W」以上の高級蕎麦店に最適だと思っています。
「W」以上の理由は、Wとは自然環境ではどっちも引けを取らない(上の写真)のですが、100年古民家である建物が大差をつけているからです。
特に天井の曲がった梁の見事さにしびれてしまいます。
葉山店店長によると「こんな素晴らしい古民家はこの地域では最後かも・・・」とのことで、これを見逃すせば、あなたは後悔を引きずるかもしれませんヨ。
山形県の村山に蕎麦の名店が集まった「そば街道」がありますが、葉山の下山口・上山口一帯は「新・そば街道」となるのではないかと思っています。
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