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健二郎日記

闘う場・癒す場

カテゴリー:
  • 2018年02月28日

平昌オリンピックの女子カーリングチームの5名全員は、北海道北見市常呂(ところ)町で生まれ育ったのですが、そこはオホーツク海に面した人口4000人の言ってみれば日本の果てのとても小さな町なのです。
その日本チームは銅メダルをとり、凱旋帰国した選手たちの挨拶がTVを賑わせたのですが、常呂町の体育館で地元の人に囲まれてのカーリングのサードを務めた吉田知奈美さんの挨拶は、胸に打つものがありました。

「正直この町は何もないよね。
 だから、この町にいるときは「夢」は持てなかった。
 しかし今、この町がなかったら「夢」はかなわなかったと思う。」

 

この平凡で退屈な町は、平凡で退屈だからこそ、彼女たちを育み・心と体を鍛える場となったのではないでしょうか。
そして辺境の地だからこそ、強い絆が生まれ、壮大な夢が描けたのかもしれません。

人には 闘う場 と 癒す場 の2つの場が必要であり、それでこそ健全でバランスのとれた生き方ができるのではないでしょうか。
カーリング女子にとって闘う場は平昌オリンピックを通した世界であり、そして癒す場は常呂町そのものでした。

闘う場とは、働く場であり、チャレンジする場、具体的には東京などの都会であったり、世界であったりと夢を追いかける場を言います。
癒す場とは、家庭であったり故郷であったりと、人それぞれの心のより所としての場を言います。

●●

ここで突然不動産の話になるのですが、ココハウスの領域である鎌倉・逗子・葉山地区が活気を帯びてきています。
その理由のひとつは、以前は東京圏で働く多くの人は職住接近とばかり闘う場と癒す場を接近させる傾向にありました。
しかし最近では闘う場癒す場の2つの間に距離を置く傾向にあり、そんな中で癒す場こそ充実させたい志向が強くなり、そのような理由から自然と歴史のあるこの鎌倉・逗子・葉山地区に熱い視線が向けられているのではないでしょうか。

    なぜ湘南の海が好きなのかって? 好きに理由などないワン!

 

人生は一本道ではありません。
誰もが失敗と挫折を繰り返しながら自分らしい生き方を模索する中で、次への癒しの場を見つけることは、とても重要な生き方の発見かもしれません。

 

 

 

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