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健二郎日記

UターンとJターン

カテゴリー:
  • 2018年07月31日

日本は少子化が叫ばれて久しいのですが、実は人口減は微差の範囲であり、問題なのは東京一極集中が加速することでの、地方の人口流出による疲弊こそが問題なのです。
たとえば2016年の日本の人口は1億2589万人で、前年と比較し30万人弱の減少なのに対し、首都圏では11万人の人口増となっているのです。
首都圏とは東京を取り囲む6県と定義するのですが、今から60年前の首都圏人口は日本の全人口の15%に過ぎなかったものが、今は30%を超える勢いで、首都圏は世界最大の都市であるばかりでなく、最大の購買力を有するまでになり、まだまだ拡大していくと予測されています。

 

UターンとJターンの言葉の意味を知っていますか?

地方の田舎で生まれ育ち、東京などの大都会で一生懸命に働き、退職してから元の故郷にもどることを「Uターン」といいます。

地方の田舎で生まれ育ち、東京などの大都会で一生懸命に働き、退職してからも故郷の自然を求めて居を移すものの、元の故郷にまでは戻らないのを「Jターン」と言います。

 

皆さまご存じの童謡「ふるさと」の歌詞です。

兎追いしかの山   小鮒釣りしかの川
夢は今もめぐりて  忘れがたき故郷
如何にいます父母  思いいずる故郷
こころざしをはたして いつの日にか帰らん
山はあおき故郷   水は清き故郷

この4行目の「こころざしをはたして いつの日にか帰らん」はUターンの心意気を歌ったものだと思います。

                    故郷は遠きにありて思うもの

 

私は自然豊かなこの地をJターンの受け皿の地としました。

日本海洗う石川県に生まれ育ち、就職先が東京であったことから憧れの東京に住まうものの、コンクリートとガソリンの臭いの都会生活に息苦しくなり、ようやくたどり着いたのは緑豊かな逗子の地でした。
あれから40年逗子住まいを楽しみ、リタイヤ後には故郷の石川県にUターンすることは全く考えることはなく、この地こそが終の棲家と思ってきました。
つまり私は東京を離れたものの、首都圏にいることになるのです。
わが町鎌倉・逗子・葉山に移り住むことを希望している人は多く、それは海と山がある自然豊かな地であるがこそのJターン組の受け皿の地として、人生設計を立てているのではないでしょうか。

 

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