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健二郎日記

最後の1枚の絵

カテゴリー:
  • 2018年07月24日

この絵は会員制の図書館「かまくら駅前蔵書室」をテーマに描いたものです。
図書館と言ってもサロンに近く、いろいろな人がワイワイガヤガヤと会話を楽しんでいる風景を描きたくて、それには1枚の絵では限度があるため、コラージュ形式で何枚かの絵を合成すると、不思議な世界観が醸し出されました。
長く絵を描いてきましたが、こんなコラージュ形式での絵の描き方を発見し、具現化したのは初めてで、これから先もっと発明発見をし、新しい世界を描こうと思っています。

 

私は発明大好き少年でしたが、そのまますくすくと老人になりました。

絵を描くことが大好きなのは、絵に新しい発明を取り入れるチャンスがたくさんあるからです。
絵は長い歴史があるものの形骸化しており、また画家と言えば、一般的にはテーマなり技法なりの同じタイプの絵を描き続ける傾向にあります。
しかし私の絵は統一感や一体感がなくバラバラですが、それは一枚一枚の絵にそれぞれ新しいアイディアや新しい手法を盛り込もうとするからです。
たとえば進行中のシリーズ「絵になる風景のそばに、いい住いがある」は1週1点で、これまで累積150枚を超えましたが、その150枚の中に当然ながら類似した絵はなく、それぞれが別の世界観を表現しており、その発明発見を取り入れる絵の描き方こそ、私の絵の流儀だと思っています。

とはいえ毎回新しいテーマと新しい技術開発を生み出すのに四苦八苦する時があり、時にはいくら考えてもノー・アイディアで、このまま逃げ出して静かな余生を楽しめば、どんなに楽かと思う時もあります(本当はないけど)。
しかし1年は54週ですから54枚、社長は死ぬまで描いてくださいと言っていますが、とりあえず10年描き続ければ、85歳で540枚を描くことになるのですが、そのコツとして意識転換をすることで、ずいぶん気が楽になりました。それは・・・

「次で最後だ!その最後の1枚を描こう!」・・・そして1週間後には
「次で最後だ!その最後の1枚を描こう!」と毎週繰り返すことにしています。

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