営業力は愛情力

私は週2回、1時間半ほどココハウスに居候して、スタッフの皆さんと雑談したりして時を過ごしていますが、その中で稼ぎ頭のＫさんの話が「なるほど！」思うところが多々あり、彼の培ってきた営業のコツを私なりの解釈も含めて書いてみました。

不動産の営業力は、愛情力にあり！

お客様にとっての住宅購入は、単に住まい探しだけではなく、次への人生をどんな生き方をするかの自分探しといってもいいのです。
具体的には　5年先10年先を見越しながらの　家族構成の変化、仕事、生きがいづくり、資産形成などを視野に入れての近未来の自分と家族への生き方探しなのです。

　住まい探しは自分探し、と思って歩いてます。

Ｋさんはお客様の生き方探しのお手伝いをすることこそ、仕事の第一歩と考えています。

なぜなら生き方探しは「目的」で、住まい探しはその「手段」ですから、「目的」を先に固めなければ、下位概念としての「手段」を見つけることが困難だからです。

しかし現実には、お客様と最初にお会いした段階では、次への人生の見通しやイメージが茫漠としている方がほとんどで、また同じ屋根の下に住むご家族の意見もバラバラです。
そこでいっしょになって考え、いっしょになって練り上げ、ご家族みんなの合意形成をなすことこそ不動産営業の最大の仕事と考えているのです。

Ｋさんの性格からして、当然ながらそれは客様への深くて広い愛情から出発しているのです。

お客様はＫさんの一連の行為を通じて深くてゆるぎない信頼感を持つこととなり、彼の推奨する不動産物件の提案に強い説得力を持つのは当然のことなのです。