「ケン散歩」その２・・若宮大路

はい、では本番です。

鎌倉の「若宮大路」と言えば、誰でも（ん？）知ってる

大路様ですよね？

 

鎌倉に幕府が出来る頃、源頼朝が妻の北条政子の安産祈願のために

造らせたとも言われています。

所謂、鶴岡八幡宮に向かう参道＝産道　という意味があるそうです。

本当か、はたまた歴史的都市伝説か？

 

いつもは、車でシュッと通過してしまっている道です。

そりゃ、６０年も鎌倉で過ごしていれば、歩いて通った時も

あります。

 

でも、やはり齢を重ねてから歩くのと、また目の付け所が違うようです。

 

御成町の会社を出て、下馬四つ角で大路を横断し、

最初に目についたのが、こちら。（写真はクリック拡大で見てくださいね）

 

立て札には、「琵琶橋と琵琶小路」と記されています。

内容は、各自読んでください。

１個１個説明していると、超ロングブログになって、

飽きられてしまいます。（ただでさえ長いと言われてるのに）

 

 

さて、歩き進んでいる方向としては、海方面、由比ガ浜方面へ

向かっています。

 

この先、由比ガ浜２丁目にあるマンションに向かっている訳です。

 

 

やがて大路沿いにこちらの看板が・・・

８００年かあ・・・　とても長い時間が経過したような、

地球の今の年齢からしたら、瞬き程度の時間なのか、

そう考えると、今私たちが生きているこの刹那が、

一瞬なのか永遠なのか？

 

おっと、感傷的になっていると！

 

 

先日プロローグで貼りつけた写真の所に。

 

更に拡大します。

場所は彼の有名な、鎌倉女学院の敷地が始まる

角に植えられた桜にまつわる立て札です。

 

「陸奥桜（むつざくら）」と名付けられた

こちらの桜の来歴が書かれていました。

（こちらも興味深い内容なのでぜひ拡大して読んでください）

 

へえ～と思いつつ、先ほどの「琵琶橋」のことは、前からなんとなく

知っていましたが、この「桜」は知らなかったなあと、

良く最後まで読んでいると、女学院の新校舎竣工記念に

２００４年に植樹、「むつざくら」の命名は２０１８年！

割と最近だった！　それは気づかないかも・・・

 

 

（参考資料）

 

そして、新しくなった「鎌倉警察署」

（新しいと言っても、現在二の鳥居付近、

メトロポリタンホテルが建つ以前は、そちらに有り、

何年か前に移転、新築された、というのが本来です。）

を通過し、一の鳥居近くの旧ＮＴＴ 鎌倉、現パタゴニアさんの

リペア部門の建物に近づくと・・・

 

ん？何か変な形のモニュメントがあるぞ・・・

 

それがこちら！

 

 

なんとも不思議な形。

ポケモンで言うところの「タマタマ」みたいなやつ。

 

というか、かなり前からここにあったようですが、

私にとっては「なんだこれ？！」

 

と言う感じで、今回の「ケン散歩」のメインテーマです。

 

表面のプレートも経年変化で、とても読みにくいのですが、

 

「日米海底通信の史跡」とあります。

 

 

横にもなにか書いてありますが、おそらく銅板でしょう

緑青吹いて良く読めません。

 

タマタマの方に視線を戻すと、

何やら日本とアメリカの地図らしき画が。

海底ケーブルで繋がった、的な記念なんだろうという

ことは分かったので、一仕事終えて会社にもどって

ググってみたところ・・・

 

 

どうやら、確かに海底ケーブルのことらしいのですが、

なんとその起点がここ鎌倉だった！

ということに驚きでした。

 

・・・シン・ゴジラが第四形態となって鎌倉に上陸した時のような・・・

 

訳の分からないことを！　という諸氏は、

それぞれネット検索してみて、造詣を深めてください。

 

では、お花見自粛ということで、ココハウス提携駐車場の

大桜、昼、夜をご覧ください。

 

 

 

合言葉は、「桜は来年も咲きます！」

 

では、次回「ケン散歩」をお楽しみに！

 

by ケンシロウ