マーケティング戦術の基本として、購買行動には購入までのプロセスは、AIDMAの法則に則ってなされると言われています。
A=ATENTION (注意喚起)
I=INTEREST (興味や関心)
D=DESIRE (欲求)
M=MEMORY (記憶)
A=ACTION (行動)
これが一般的な商品購入のプロセスと言われていますが、不動産での家を買うとなると話は別のようです。
多くの購入者は一生で一番高価な買い物であることもあり、それほど単純に購入までの道をたどるはずがなく、上の方式では無理があるように思われます。
そこで不動産売買において私はPとPこそが、最も必要な最初の情報提供ではないかと思います。
それは砂漠の中で小石を拾うように心細い気持ちでいる購入希望者にとって、力強い足掛かりではないでしょうか。そのPとPとは
P=PLACE (購入したい場所)
P=PRICE (買いたい希望価格)
PLACEとなる購入する場所は例えば「鎌倉」とか「湘南」とか、住みたいとイメージしている場所であり、PRICEとなる購入価格は自己資金や返済能力を計算しての腹積もりもしっかりあるのです。
つまり不動産情報の最初にPとPをしっかり提示することこそ、必要なのではないでしょうか。
真っ先にPとPを提示することで、膨大な物件情報の中から最適な物件を選びやすくして、そのブレークダウンしたあとにAIDMAとしてのきめ細かい情報提供があるのではないでしょうか。
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