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健二郎日記

何を描いたらいいのですか?

カテゴリー:
  • 2017年10月21日

私は2年半前からココハウスのホームページの巻頭の絵を描いていますが、それ以前から9冊の絵画技法書を著作・出版(延べ14万部)し、その他10年以上にわたり絵画教室を開いていますが、本の読者や絵画教室での多くの方、特に絵画初心者の方から「先生!何を描いたらいいのですか?」という質問を受けてきました。

その回答は「あなたの好きなモノ、描きたいモノを描いてみたら」ということにしています。
多くの絵画関係の本や教室では、花や静物などの簡単なものから描くように指導しているようですが、それは基本的に間違っていると思っています。なぜなら

絵は感動を表現するメディアだからです。

「感動を表現する」と言ってもピンと来ませんから、感動を身近な生活上の言葉、可視化した言葉で置き換えると「好きなモノ」や「描きたいモノ」と具体的な情景となり、それを描けばいいのです。
それは絵画だけでなく、芸術と言われるものすべては、感動を表現するメディアなのです。音楽も舞踊も俳句もエッセーも・・・。

日常の中の「感動」とは、恋をしたり(最近ないな~)家族やペットと出会えること、美しい風景に包まれたこと、ちょっとした発見をしたこと、古い昔を懐かしく思うこと・・・そんなちょっと胸が熱くなる情景、それこそが絵のテーマそのものなのです。
そんなの難しい~!とおっしゃいますが、上手に描こうと思うから難しいので、自分なりに描くことこそが絵画の醍醐味で、自分の内なる感動を描くことはとても楽しい時間であるのです。
この健二郎日記の中で、折に触れて「絵の描き方」を書いていきますので、お楽しみください。

私の絵の出発は50歳を過ぎたころで、溺愛していたペット「スキッパー」を描くことから始まりました。それを契機に絵を深化させたいとか、人に見せようとか、展覧会に出そうとかではなく、単純にそのペットへの愛情がそうさせたのです。
初期のペット「スキッパー」の絵は探しても見つからず、どうも紛失したようなので、2代目のペット「モモタロウ」の絵をここに掲載することにしました。
どうです。愛情という感動を感じるでしょ!

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