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健二郎日記

コツコツ絵画技法を開発中!

カテゴリー:
  • 2017年10月29日

 

 

2枚の絵は鎌倉の天園ハイキングコースから建長寺を描いた風景ですが、左の絵は制作途中の絵ですが、右の絵は左の絵に立ち込める白い霧を描き加えて完成した絵です。
それではその霧をどういう方法で描いたのでしょうか?

白い絵具を塗り重ねて霧を描いた、という答えは凡人の発想で、NOです。

透明水彩は白い絵具を使うと、澄み切った摩周湖に泥水が流れ込んだようになり、透明感がなくなり絵が台無しになってしまうため、透明水彩で描くには(一部の修正を除いて)決して白い絵具は使いません。

私の開発した新技法は、左の絵を板に乗せ蛇口から弱い水で画用紙上に濡らしながら、歯ブラシでゴシゴシこすれば、絵具やその下の線がこすり取られ、画用紙の地肌が白い霧として表現されるのです。
これを開発するまで、ブラシの種類、こすり方、水の流し方など研究し、ようやく柔らかで安定した白の世界を表現できるようになったのです。

そしてたぶんこの技法は、私が(他の画家たちはこんな(無謀な)やり方を考えもしませんから)世界で初めて開発した絵画技法だと思い、私の絵画技法の蔵の中の1点として収めることにしました。

●●

私は50歳を過ぎて突然絵を描くことを思い付き、最新の絵画道具一式をそろえたのですが、なんとその間は30年前(学校の授業以降)なのに、その当時と絵の道具は全く変わらず、また最新の水彩画の描き方の本を買ってきて、その描き方を参考に描き始めようとしたのですが、はるか昔に教えられたものと全くいっしょ、新しい描き方など皆無でした。
そのためだれにも頼らず、独学で絵の道をすすることとしました。
つまりビジュアル表現の対極にある写真の世界は30年間は劇的進化を遂げており、絵の世界は石器時代そのもので、これでは絵画人口も減るのは当然と思いました。

写真は技術開発で生活の隅々まで普及を遂げたように、絵画技法の開発が絵画人口を増大させるそのチャンスと直感し、「絵画未経験の人も努力しないで驚くほど上手な絵が描ける絵画技法」をコンセプトとしての技術開発に没頭しました。
そしてそれが新聞社や出版社の目に留まり、以降9冊の出版化が実現しました。

●●

それでは今、どんな絵画技法を開発中ですか?
私は現在画期的といいますか、コペルニクス的といいますか、ビッグバン的な新技法の開発研究にとりかかっており、その内容はなんと・・・・・・・・(企業秘密)・・・・・・・・・です。
もしこれが成功すれば、文化勲章は堅いのではと思っています。

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