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健二郎日記

ブランディングの効果

カテゴリー:
  • 2018年04月14日

湘南エリア最大の商業施設「テラスモール湘南」がオープンしたのが2011年で、それにより湘南地区の商圏は大きく変わったといわれています。
私もここで絵画教室を開いていた時期もあり、居心地がいいのか、愛着があるのか我が夫婦はテラスモールにはたびたび通っています。

       ちょっとアイシャドウが強過ぎたかしら   

そのテラスモールが開始から6年たった今、大規模なリニューアルを行いました。
テラスモールの店舗数は280店なのですが、その中の117店舗(全体の4割)が新旧交代といいますかリニューアルすることとなったのです。
新旧交代ですから撤退するその理由は売上につきますが、好調の店があるなかでどうして苦戦したのでしょう。
私はそれらの店舗の姿を思い出しながら「な~るほど、だから撤退したんだ~」とひとり合点する共通の問題点を発見しました。

撤退の最大の理由、それは「ブランディング」に問題があったと想定されます。

ブランディングとは、市場での商品のポジショニングを築くマーケティング戦略のことです。
それは商品に対する価値を明確化することで、それから生まれる共感や信頼を得られることにより売上に貢献することをいいます。
そしてそれは競合他商品との差別化となる、そんな総合戦略のことです。

前記の私が撤退する店舗に対して「な~るほど」と感じたのは、店舗や商品の存在感が希薄で、独自の価値観を見いだせなかった店舗ばかりだったような気がします。

ブランディングをわかりやすく説明するには、たとえば日本の政党を例にすれば、野党は 立憲民主党 民進党 希望の党 日本共産党 日本維新の会 自由党 社会民主党 と乱立気味にありますが、各党の主張の違いがわかりますか?
政党の主張は政治の柱ですが、それが明確に国民に伝わり、共感や賛同を得ることがブランディングの役割ですが、現状においては党の主張はおろか名前までもあやふやで、これはブランディングの視点から見れば最悪の状態と言えます。
一方の与党・自民党はブランディングが確立されており、与野党双方の結果は選挙に現れます。

このままではほぼ間違いなく野党の惨敗必至で、自民党の高笑いとなるでしょう。

ブランディングが問われているのはテラスモール湘南だけではなく、長く親しまれてきた日本全国の街の商店街も激しい商戦の中にあり、生き残りのための新たなブランディング戦略が問われているのです。

 

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