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健二郎日記

教育の危機

カテゴリー:
  • 2018年06月04日

トヨタ自動車は、自動車産業の未来を決定づけるともいえるAI(人工知能)の開発に、アメリカの2つの大学に依頼し、日本の大学はずされました。
その理由としてトヨタは「世界最高峰の研究する機関を探しましたが、それはたまたま米国の大学でした」と述べました。

世界各国の大学の研究レベルの指針として「論文の生産性」では、日本の大学は世界の大学トップ100校の中に、94位の東京大学を筆頭に、京都大学、東北大学、東京工業大学の4校がかろうじて入っているに過ぎませんでした。
ちなみに1位はシンガポールの大学、2位は中国の大学で、アジア勢が急成長している中、日本の大学が下降気味を彷徨っていることは深刻な問題です。

日本大学のアメリカンフットボウルの重大反則の対応のお粗末さは、連日マスコミを賑わせています。
熱烈なアメフトファンの私にとって、反則そのものもひどいのですが、その大学側の対応のまずさこそ深刻に感じました。
もし民間企業がこのような対応をとったとしたら、社会的信頼の失墜による企業存続の危機もありうるほど、組織体としてお粗末そのものでした。
日本一学生数の多い学府として長期間あぐらをかいていたために、教育という本来の目的を忘れ、利権に走った結果ではないでしょうか。

 

戦後70年、焼け野原となった中から立ち上がり、世界をリードする繁栄をもたらした日本の原動力は、教育の高さにありました。
国が、社会が、家庭がどん底の貧しさの中で、親たちがなけなしの金をはたいて教育に力を入れてきたのは、将来に投資しようとした日本人の強い願望そのものでした。
その教育により、子たちの「学ぶ力」や「研究開発する力」をたくましく育まれました。

親から子への教育への強い思いは、子から孫の代になって薄れてくる・・・それは日本の暗い未来を予見しているかもしれません。


          学びへの出発で、何時かは人間を抜こうと思っている!      

このブログで、軽~く教育についてじゃれようと思い書き始めたのですが、だんだん腹が立って来て、つい大上段の怒りの話になってしまいました(すみません)。
しかし日本の教育の問題点は、未来への警告と私は危惧していますが、皆さんのご意見はいかがでしょうか。

 

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