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健二郎日記

イチローのハカリ

カテゴリー:
  • 2019年03月26日

プロ野球マリナーズのイチロー選手の引退会見で、私が強く心惹かれた箇所があり、以下「……」は彼の話です。

「……私の生き方を考えるなら、自分なりのハカリ(秤)を使って自分の限界を見ながら、ちょっとだけ超えていくことを繰り返していく、そうするといつのまにかこんな自分になっていました……。」

 

イチロー選手のハカリとは、ライバルなどの他人と比較したり目標とすることではなく、自分の心の中を見つめて、自分との闘いの中にこそ自分の生き方があると言っているのです。
それはまさに60歳から始めた私の画家人生そのものを、ズバリ言い切った言葉ととらえました。

私の人生を振り返ると、広告代理店・電通に入社して40年、ライバルや競合他社との闘いの連続で、定年退職時には人生に疲れ果ててしまいました。
そのため第2の人生はこれまでとは全く違う道を歩もうと、画家の道を選んだのです。

とはいえ60歳から始めたわけですから、他の画家と同じことをやっても仕方なく、あえて目標となる画家や絵も、そして技法などの絵画の常識すら無視することを心に固く決めて、まさに孤立の中での出発となりました。
他の画家からの誘いも断り、絵画展にもいかず(そういえばここ数年絵画展にいっていない)いわゆる絵画業界に近づくことすら避けてきました。

私の第二の人生はひたすら独自の道を歩んできたのですが、それはイチロー選手の言う自分なりのハカリ(秤)を使って自分の限界を見つめ続けてきたことに通じると思っています。


 絵画出発当時の最も身近な親友は、愛犬モモタロウ君でした。

 

そして一般論としても、もしかしたらライバルとの外なる戦いよりも、自分自身での内なる戦いのほうが、進歩の度合いが早いだけではなく、より充実した日々を送れるのではないかと思う私なのです。

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