お笑いタレントの明石家さんまさんは、聞き上手の名手といわれています。
彼はおしゃべりのような印象を持ちますが、実はあまりしゃべらないのです。
そしてその会話も、とても短く・・・
「なんでや・・・」
「ホンマかいな!」
「うんうん」
「わかる わかる!」
そんな短い相打ちと、タイミングをわきまえた質問で、相手の話を巧みに引き出しているのです。
それと同時に共感したら大きくアクションし、時には笑い転げ、実に楽しく明るく対応するのです。
さんまさんはおしゃべりの名手ではなく、相手のおしゃべりを引き出す名手なのです。
それは相手にとって心の垣根が外れ、日ごろ隠していた話もどんどん声に出してしまう、そんな魔力を持っているのです。
営業の仕事はしゃべる仕事ですが、上手な営業はこちらからのメッセージは最低限にして、お客様のお話を引き出すことこそ上手な営業だと思います。
その話からお客様のニーズや希望を引き出せるだけでなく、しゃべることはお客様が主役となりみんなを感動させる醍醐味がありますら、そんな場を提供してくれた営業の方に強い共感と連帯が生まれるのです。
「話上手より聞き上手」が、1ランク 否 2ランク上の営業の姿かも
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