富士山は遠くから眺めるもの
と言う人もいますが、
その眺めていた頂きに、上り詰めるのも
また良きことかと?
芦ノ湖、山中湖が、地図を見るように見下ろせます。
相模灘、駿河灘も遥かに・・・。
3776m その一瞬 日本で一番
太陽に近い者、に成る!
これはなかなかの快感です。
まだ、富士山の頂を極めていない方、人生で1度くらいはチャレンジしてみては?
と言っても、宿泊を計画に入れない一気登りは、なかなかしんどい・・・
1回目は登頂まで11時間、ちょっこっと慣れた2回目で9時間。
登ったら下りないといけません。
実は御殿場口は、下り用だとか?
「砂走り」という下るにはとても良い条件があり、
大袈裟ですが、ひと下り3メートルと言われ、ザーッザーッと下って行けるので、
なんと、下りは約3時間でご御殿場口駐車場に到達することができました。
しかし、周囲が暗い登り始めは知る由もありませんでしたが、
下りは明るいが故、ずっと先まで見渡せますが、なんと広大な富士の裾野!
という感じで、時間的には3時間でしたが、歩を進めても進めても景色が
変わらず、いつになったら到着するのか、もう半分放心状態で・・・ハァハァ
駐車場について、ふと振り返ると・・・
夕富士が!
帰りは、箱根湯本の温泉で疲れた(というか極限の筋肉痛!)体を癒しつつ、
「明日も休みで良かった~」と、口々にアタックチームメンバーで
お互いを労わりながら、ドライバーが寝てしまわないよう、反省会を
しながら鎌倉に戻ってきました。
後日談として、山梨に実家のある人に聞いたところ、
御殿場口の新五合目は、標高で言うと2合目くらいのところで、
一般の人は、降りて来る場所で、登るのは自衛隊の訓練登山くらい?
だとか? 笑笑
そして、年間で山の遭難者の数が一番多いのが「富士山」だそうで、
何故かと言うと、登山する総体数が多いのと、君たちみたいに少し
富士山をなめてかかっている人がいるからだ、と脅されました。
確かに、登山途中に、慰霊碑のようなものを見た気がし、下ばかり
向いて登っていると、落石に気が付かないなと思ったことを思い出しました。
そうは言っても、最初に登頂してから4年後、40歳で再度同じコースで
アタックしたのは・・・
そこに富士山があるから、だ!
いつかは子供たちと一緒に登りたいと考えていましたが、二人とも女の子。
叶わないまま、齢60を超えてしまいました。
でも、20年以上前、頂上でお会いした、河口湖口から登ってきた、という
70歳を超えてお元気な方もいらっしゃったので、まだまだ諦めずに
日々体を鍛えて行こうと思っています(半分嘘)
by ケンシロウ
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