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ケンシロウ日記

大船の観音さま と 桜

カテゴリー:
  • 2019年04月12日

 

意外と行かないですよね?(鎌倉にお住まいでも)

最寄り駅大船という鎌倉市に住んでいても

なかなか行かないものです。

 

かく言う私も、かなりの間、行っていなかったと思います!

行こうと思えば、「いつでも」というのが、言い訳です。

 

きっかけは玉縄にある「谷戸池公園の桜」が綺麗だ!

という話から、近くに駐車場がないから、

観音様の麓のコインパに止めて、というところで

何ならすっごい久し振りに、観音様にも(ついでか!)

行ってみよう!(妻は初めてでしたし)という

ことになりました。

 

 

大船駅西口を降り、栢尾川を渡り、かの明治地所本店の脇を

抜けると、「大船観音寺」の入口が見えてきます。

私たちは、大観パーキングからですので、駅に向かう交差点

手前の路地を抜けると、鋭角にこの入口にすぐに

たどり着きます。

 

 

竹林坂を登ると・・・

 

 

更に急斜面ですが、視界がパーッと開け

 

 

向かい側の桜と緑も目に飛び込んできます。

 

 

駅西口のバスターミナルを見下ろす位置です。

 

 

ようやく山門に到着。・・・皆さん気付きました?

そう、観音様どちらに? という感じですよね?

 

 

拝観料1人300円を二人分お納めし、山門をくぐると

 

ようやく少しづつお姿を拝見できるように・・・

 

 

おお! 桜越しにお美しいお姿が!

 

 

 

元々は、お寺ではありませんでしたが、観音像の建立の経緯、

「大船観音寺」として認定されるまでの成り立ちなど、

そこかしこに、しかしひっそりと説明書きがあり、

拝観料を納めた際にも頂いたリーフレットにも

色々と書かれておりました。

 

さてさて

 

 

正面階段に回ると・・・見えてまいりましたぁ!

おお!!

 

 

 

ところで皆さん、この階段どこかで見たことありませんか?

 

こうすると・・・

おそらく手摺は、何回かリニューアルされて

いるのでしょうが・・・

そうです!「ケンシロウ日記」、タイトル画像、

私が幼少の時の写真、ここ観音様への階段で

撮られたものなんです。

観音様も私も、まだまだ幼かった頃です。

 

 

 

 

 

で、一度顧みると、大船の街並みがっ! 結構標高ありますね。

 

 

 

 

長ーーい夜をwowo じゃなかった、階段を登りきると、

そのお姿の全貌がっ!  そしてまた桜がなんとも!

 

 

 

昔、娘が小さいころに一度来たか、そんな話をしたので

ちょっと怖くなって結局ここに来なかったか? の

どちらかと思いますが、

 

実は、観音様はお腹から下は、あの山の中に埋まっていて、

日本に危機が迫った時に、山を崩して動き出すんだよ。

 

てなジョークを言っていました。

 

胸から上だけで、25メートルあるご神体、

頭の先から足の先だと、75メートルはあるんじゃないかと・・・

 

そりゃ、子供が想像したら怖くなるかも?

で、行かなかったような気がします。

 

 

 

このアングル、なかなかの迫力です。

さて、観音様はどちらを向かれているのでしょうか?

 

ヒント!

 

左側下方に、JR大船駅を臨みます。

 

そうですね! 南を向いておられます。

厳密に言いうと、南東でしょうか?

 

そして

観音様、実は額にもう一体いらっしゃいます。

 

 

ほらね。

額の白毫は、黄金に輝き、あまねく世界を

照らしています。

 

 

そして、裏に回ると胎内に入ることが出来ます!

 

 

なんと広いお背中!

 

そして胎内にも・・・

 

 

観音様が鎮座されておりまする。

 

そして、なんとりっぱなRCの梁!

 

 

 

 

昭和35年4月に竣工?建立?

大船の観音様、私と同い年でございます。

学年はいっこ下ですが(向こうがね 笑)

でも実はもっと早く建立される予定だったようで、

景気後退など、紆余曲折の後、ということみたいです。

 

 

ぐるっと回って反対側へ  桜の枝で良く見えないけど

なんか風情があるぅぅ

 

 

 

 

こちらは原爆被災者慰霊塔です。

観音寺には、戦没者慰霊碑もあります。

 

右側の灯篭のような物は、

原爆の火(原爆45周年にこの地に)の塔です。

実際に被爆直後に燃えていた残り火を、決して消しては

ならないと、持ち帰りずっと絶やさずにいた、福岡県

星野村に郷里のある、山本さんという方から

星野村役場前に建立された「平和の塔」に移された火を

分火されたものが、今も灯っているのです。

塔を良く見ると、本当にチロチロと炎が揺れていました。

 

 

こちらは戦没者慰霊碑 桜の木が鎮魂樹なのでしょうか

 

 

 

 

 

 

戦没者や原爆被災者の方々を

静かに鎮魂し、見守る観音様の岡。

春の麗かな1日の始まり。

青い空と散り始めた桜が、平和の

有難さを映しているようです。

 

皆さんも、電車や車から見上げるだけでなく、

一度観音様に行ってみては如何でしょう?

御朱印も押してくださいますので、

御朱印集めがご趣味の方もぜひ!

 

 

 

さあ、そろそろ観音寺を後にしましょう、

このあと今日中に4か所、行かねば

なりません。

では、続きはまた今度。

 

by ケンシロウ

 

 

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浦島 賢志郎

浦島 賢志郎
業界暦38年
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