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ケンシロウ日記

県立近代美術館が蘇る!

カテゴリー:
  • 2019年05月07日

ココハウスに置いてあったリーフレットを

ふと見た私は、心が震えました!

 

 

 

あの、鶴岡八幡宮境内に建つ、神奈川県立近代美術館が

復活!蘇った!と。

 

この私ですら生まれる前から、鶴岡八幡宮境内の

源平池のほとりに建っていた、モダンアートミュージアムは、

1951年11月開館の日本最古の公立美術館でした。

 

2016年3月に鶴岡八幡宮との借地契約が終了するに

合わせ、閉館。その後建物は神奈川県から八幡様へ

譲渡されました。

 

そして、今年の6月8日、「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」

として、リニューアル開館となります。

 

それに先立ち、閉館から3年後の再開館までの

美術館建造物の再生の記録と、リニューアルなった

建物自体の展示、ということで今回

4/20から5/6までの間で、一般に公開されていました。

 

私は、お休みが取れ、5月5日に滑り込みで

見に行くことができました!

 

 

 

かのル・コルビジェのお弟子さんである、

坂倉準三 先生の設計となる この建物、

 

説明は、長くなってしまうので、皆様各自ググってください。

 

 

かっちょいい!

 

 

素敵!

 

 

とにかく、小さいころから良く訪れては、

展示美術品、絵画よりも

建物に見とれていました。

そしていつも妙に落ち着く空間であったことを

思い出します。

 

 

池の反射がテラスの天井に移り込み、

なんとも言えない、自然との融合(なんちゃって)

 

 

閉館と聞いた時には、なんとも言われぬ

喪失感になり、なんとか建物は残って

欲しいものだと思っておりました。

 

さすが、鎌倉。さすが八幡様!

 

通常美術品を展示する2階のフロアは、

数々の資料、模型、設計当時の青焼きの図面など

がありましたが、残念ながらそこは撮影禁止。

 

美術館の歴史の映像や、建築再生の工程を

記録した映像なども、上映されていました。

 

そこには、息を飲むような美しさを放つ、

夜景の美術館を撮影した画もありました。

 

建物が放つ光が、源平池に映えて、それは

一種幻想的でさえあります。

 

これも残念ながら・・・。

 

 

 

中庭です。

 

 

 

ふと空を見上げると、一筋の飛行機雲が

 

 

あ、こっちのアングルの方が

 

 

偶然、絵画的な写真が撮れました!

 

 

昨年も、「JOJO 荒木飛呂彦 原画展」を鑑賞に

国立新美術館に行きました。

 

こちら ↓

もちろん、こちらは、ということですが、

この外にもいくつか美術館、訪れました。

そんなに多くはありません。

 

でも、何故か一番落ち着くのが、この

建物なんです。

 

当然、沢山の評価、評判、賛辞もございますが、

それはそれで、私はなんとなく・・・なんですけど。

 

大谷石積みの壁に埋め込まれた、ブレース。

耐震補強の工事を展示用にしたものです。

 

この外にも沢山の耐震補強や、最新の建築材料を

使用したり、逆に何回か改築、改装を繰り返してきた

建物を、建築当時の意匠やレイアウトを再現する、

といった事も今回は行われているそうです。

 

 

この中庭、パティオ(patio)というより

コートヤード(courtyard)と言うべきでしょうか?

こちらも当時を復元。一見分かりにくいですが、

工事の動画を見ると、職人さんの技が随所に

込められていました。

 

 

差し色がなんとも言えず・・・

 

 

以前は喫茶室だったスペース。

今後は、どうなるのか?

なんとなく、美術館でお茶するって、いいですよね?

復活を望みます!

 

 

あの、ここからは画像ギャラリーということで

ご勘弁を。

 

 

差し色トイレ

 

中庭を囲む回廊、コリドー(corridor)

 

壁面にはガラスブロックが規則的に

 

ガラスブロック越しの中庭

 

 

♫風のコリドー(回廊) by Tatsuro Yamashita

 

 

綺麗に積まれた大谷石。

 

 

本館の北側には、新設となる建物が!

正式オープンに合わせ、カフェとして。

 

 

カフェのガラスに映った本館、ではなく

よーく見てください。

カフェの建物内に展示された、おおきな切り株。

樹齢何年なんでしょう?

もしかしたら、八幡様本殿に上がる階段脇に

あった、大銀杏ですかね?

 

 

東側です。

 

 

 

東側の建物入口。

 

 

 

西側のファサード。

最初の方にも正面からの画像を入れましたが、

全体を入れるため、角度をつけて・・・

木が邪魔ですが、スマホだとこれくらい引かないと

入らなかったので。

 

行ったことある方も、まだの方も

ぜひ一度、この空間に足を運んでください。

 

もちろん、これからは展示美術品を鑑賞に行く

という目的と共にということですが、

本来、それが美術館の姿です。

 

ある意味、建物を、建築のみを純粋に見ることが

出来た今回の公開は、私にとって大変貴重な

経験だったように思います。

 

by ケンシロウ

 

 

 

 

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  1. […] 「県立近代美術館が蘇る!」(鎌倉文華館鶴岡ミュージアム) […]

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浦島 賢志郎

浦島 賢志郎
業界暦38年
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