しまった！

昨年のこのブログで、耕運機からジェット機まで・・・

HONDAってユニークな会社ですね！

 

と、言いましたが、大事なプロジェクトをうっかり

失念しておりました・・・車輪が付いてなかったので！

笑

 

なので、　　しまった！　　となりました・・・

 

そう、勘のいいあなたは、もうお分かりでしょう！

 

そう！　ASIMO　です　　ね！

 

 

そう、自立して、二足歩行するロボット

アシモです。

 

数年前には、一時研究開発を凍結したと聞いていますが、

歩くだけでなく、片足でけんけんしたり、階段も上り下り

障害物や人を避けて歩いたり、最新モデルはおしゃべりも

してました。

 

紙コップに、飲み物を注げるのは驚きました！

徐々に重くなり、柔らかな素材の紙コップを

つぶさずに持っていられ、適量注げるという・・・

 

ホンダは、マシンの「制御技術」の発展のため、

ロボット制作に挑戦したんだと思います。

 

最初はこんな感じからスタートしたようです。

 

アシモの変遷

 

欧米人が作ると、せいぜい１９９３年ころの形で

良しとしてしまうでしょう、でも日本は

「鉄腕アトム」という文化が存在します。

 

そうです、手塚治虫　原作の不朽の名作です。

色々な物の起源となる作品ですね、なので私は

文化と称しています。

 

ロボットは、人に優しく力持ち、友達じゃないと

受け入れられません。

 

アシモは、アトム　寄せた　最終形態だったのでしょうか？

大の手塚治虫ファン、鉄腕アトムファンの私にとっては、

「HONDAがアトムを作ってる！」と勝手に思い込んで

いる時期がありました！　笑

 

そしてこの制御技術は、現在に至るまで、また更に未来に

役立つ技術として・・・

 

自立走行の出来る　バイク（リモコンで呼ぶと、ガレージから

ご主人の元まで、自分でやってくるビデオも公開されていました）

 

またUni-Cub のような移動手段。

体重移動で、慣れると自由に移動できる代物です。

 

これを使った、ユニークかつクールでナイスな

ミュージックビデオがあります。

 

こちらをお楽しみください↓↓↓

OK Go – I Won’t Let You Down PV

アメリカのロックバンド「オーケーゴー」の

ビデオです。なんと「パフューム」や、

日本のダンサーが大勢出演していますよ！

 

 

ではこの技術、自動車にはどのように生きているのでしょうか？

 

それはやはり「自動運転技術」、ではないでしょうか？

 

HONDAは、世界で初めて

自動運転＜レベル３＞の認可を、国交省から受けて

今年度中にこの機能を搭載した車両を販売する予定です。

 

 

 

アシモが出来た時、アメリカの某当局が、

HONDAに対し、技術提携を申し入れました。

これにより、莫大な予算が獲得でき、更に

研究開発に発展が望めましたが、

HONDAは、これをきっぱり断りました。

 

このASIMOのロボット技術を、アメリカの軍事技術に

使われたくないと考えたからでしょう。

戦争の道具にはされたくない！

そんな逸話が残っています。

 

さきほど紹介した自動運転の技術だけでなく、

体力や、損傷した体の部位を補ったり、

介護を行う人たちや、介護される人の補助を

行ったりと、人の役に立つことに、どんどん広がって

いるようです。

 

コロナ禍の中、このロボット技術が発展発達し、

人の役に立てるように、また開発を再開して欲しいと思う、

今日この頃です。

 

by  ケンシロウ