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ケンシロウ日記

諸戸邸(長谷子ども会館)に行ってきました。

カテゴリー:
  • 2019年02月26日

長谷にある「長谷子ども会館」(現在は閉館中)に行ってきました。

お仕事です。

かの有名な、鎌倉文学館(旧前田邸)の近くに建っております。

 

昨年4月まで、地域の子供たちのお役に立っていた、

旧諸戸邸という、素敵な洋館です。

耐震性に問題がありと診断され、子供たちが利用している

ということもあり、すぐに閉館が決定し、そのまま

手つかずで鎌倉市が保存。次の再生利用を探っているという

建物で、弊社代表のつながりで、弊社の既存のお客様が

ご興味があると、現在なさっているお仕事につながり、

さらなる発展をと模索されているというお話に、

この建物のお話をしたところ、早速見に行くことに。

 

では、ここでこちらの諸戸邸の簡単なプロフィールを。

明治41年に福島浪蔵氏邸として建てられ、大正10年に諸戸清六氏の

所有となり、昭和55年鎌倉市に寄贈され、平成7年に景観重要建築物に

指定されました。建物の特徴としては、ドリス式オーダー、イオニア式、

アーキトレーブなどなど、明治期の住宅建築の貴重な遺構であり、

密度の濃い造形意匠は、鎌倉のみならず県内でも最高に位置する

ものである・・・。  建築意匠の詳しい説明は鎌倉市のHPに・・・。

 

とこのように、鎌倉市の建物ですから、管理は鎌倉市。

当日も、市の職員の方が鍵を開けて、立ち会ってくれています。

 

 

入口にある鎌倉市設置のプレートも、ちょっと劣化が進んでしまって

良く読めないです。

 

ここからは、まだ子供たちの憩いの場だった頃の状態が残る

建物内を見ていきましょう。

 

正面ではなく、建物横の下駄箱がある入口を入ると、すぐに

横山隆一先生の福ちゃんが、お出迎え。

 

建物メインルーム  絵本や漫画など、まだ置いたまま。

エントランス、飾り棚、照明、天井、階段など、優雅な意匠を

見て取れます。

 

2階です。バルコニーから冷たいに風に交じって、うっすら潮の香りが・・・

 

2階の飾り棚に置いてあった、絵画。この建物を描いたものですね。

絵にサインがありました。

 

階段の手摺が優雅な弧を描いています。

 

このほか、プレイルームやトイレ、事務室などふつーなところも

ありますが・・・

 

 

今の季節は、緑が寂しいですが、もう少しすると緑が鮮やかになり、

お隣の公園との間にある大きな桜が、彩を加えて、このような空の青さに

とても映える建物ですね!?

 

さあ、今後どのような使われ方をするのか?

 

当然耐震工事なども必要ですが、この貴重な意匠を損なわないように

願いたいものですね!

 

by ケンシロウ

 

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浦島 賢志郎

浦島 賢志郎
業界暦38年
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