大正14年築の御成通り店、
梁を見ると付け足した跡や
溝やほぞの跡もあちこちに。
この梁は、この建物の為に作られたのではなく
関東大震災で流された木材を再利用したものと思われます。
よってこの梁は、江戸時代いや鎌倉時代からの古材かもしれないな~
なんて妄想していると
管理させて頂いている大家さんから
本宅の件で相談があるというので
伺ってきました。
鳥のさえずりと気持ちのいいそよ風、
これぞ時が止まる空間。
その中にどんっと佇む嘉永7年の邸宅
蔵あり、見たことない神棚あり、五右衛門風呂あり・・・
いやいや素晴らしい古民家豪邸。
すっかり御成通り店の妄想を忘れてしまいました。
鎌倉には、まだまだ大切にしなけばならない邸宅が
ありますな。
こちらの邸宅、今後どの様な空間になるのか
夢が膨らむ物件でした。
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