日曜日の昼下がり、
父から電話が入る、
「学央、母さんが部屋に入ったまま
鍵をかけて出てこないんだ・・・
ちょっと来てくれないか」
会社から徒歩圏内に実家があるので
チョクチョク緊急集合命令がきます。
しかし、今回のは、初めてのケース、
良からぬ事が頭を駆け巡りながら
実家に小走りに向かう、
数時間前に
寝室に鍵を掛けて入って
そのまま出てこないと、
呼んでも返事がないと。
これは、まずいな~と思い、
扉の鍵を開けようと思ったが
内側から鍵すると外からは開けられない
開錠ができる鍵がないタイプ。
戸を叩き、大声で呼んでも返事なし、
外に回り
木戸を開けようにも鍵が掛かっている。
これはもう戸を蹴破るしかないかと・・・
いや、昔、小僧の頃、
この木戸を力強く押したり引っ張ると
ねじタイプの鍵が開くことを思い出し
30年振りに木戸をこじ開けました。。。
急いで中に入ると
ベッドで丸まった
熟睡の母が・・・
ここまで呼んでも
音を出しても起きないとは
年を取って寝力が増したのか、
ちょっとづつ認知症の症状が出てきたせいか
原因は、分かりませんが
取り合えず生きててホッと一安心。
ということで
今後、閉じ込められないように
実家の各部屋のカギを全て外すことにしました。
鍵を使用できなくするとは
娘の子育ての時を思い出します。
子育てがほぼ終わったかなと思ったら
これから介護が待ち受けているんですね。
アラフォー、アラフィフは、
何かと忙しい年代の様です。
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