海と山がある暮らし 鎌倉･逗子･葉山に住む
Real Estate & Reform
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業界の常識に囚われるな
先日、売却相談にいらした
オーナー様宅にお邪魔してきました。
緑豊かで鎌倉らしい環境、
駅も近く、日当たり良好。
周辺の売買事例を伝え
だいだいの相場を伝えましたが
オーナー様の顔色がパッとしない。
建物が築40年ということで
建物の評価は、ほとんどしていなかったことに
不満だったようです。
建物は、総ヒノキ、当時神社仏閣しか
建築しない匠の集団にお願いして
造ったそうで、
今、この建物と同程度の物を建てるとなると
一桁違うとも言われたそうです。
なるほど、物件に思い入れがあり
回りの方から色々と
意見やアドバイスなど聞くと
希望？夢？を持ってしまいますね。
分かります。
私は、業界の常識で答えてしまっているので
時折、お客様の夢などを壊してしまっていることが
あります。
胸が痛みます。。。。
古い建造物、回りの環境を上げているものには
それなりの評価を出してくれるような
制度が欲しい物です。
行政の方で
指定された建造物を
残す再生工事する際は
補助金を出す、金利補助するなど
あるといいですね。
特に金融機関の担保評価の審査で
木造建物で築15～20年以上経過した建物は
評価しないという事に対しては
モノを言いたいですね。
こんな建物がいつまでも
住み継がれていく
魅力的な町になって欲しいものです。
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