2年後には、元号が変るとか
昭和生まれがものすごく昔と感じる今日この頃、
ココハウスの新たなプロジェクトが始まります。
築年数不詳。
オンボロ古民家、再生するか
建て替えするか・・・頭を悩ませます。
私の実家から見えるこちらの古民家、
懐かしいこの風景を壊すのは忍び難いのです。
ところで不動産の売買において
物件の調査は最も重要です。
その物件は、どんな規制があるのか、
敷地の形状、どんな道路に接しているのか、
ライフラインの上下水道の調査などなど多々あります。
今回は、水道の調査をちょこっと紹介してみます。
前面道路と敷地までは、配管されているか、
敷地に他人の水道管は、入っていないか、
公営管か私設管か、メーターはどこにあるのか、
現存の配管は、古くないか、
何ミリの管か、細い場合は、いくつまで水栓が
取り付けできるのか、などを水道局と現地で確認。
前面道路の水道管が私設管となると
誰の名義か、新たに水道管を引き込む際は、
水道管の所有者から承諾を取らなければなりません。
引き込む際の道路の掘削工事をする際、
道路が私道だとその所有者の方から
掘削の承諾を取らなくてはなりません。
上記の件が、スムーズに行くこともあれば
中々所有者から承諾を頂けない場合もあります。
そんな時は、 同業者、職人、ご近所さんなど
ありとあらゆる方に相談してみると
いいヒントや解決策が見つかる時もあります(運もあると思います)。
もちろん八方塞がりの時もあります^^;
不動産の調査は、本当に奥が深いです。
注意に注意を重ねて、そして一人だけでは
行わずスタッフ通しでチェックをするよう
心掛けております。
私は、この業界でまもなく20年、
未だ分からないことが多々あり
勉強することが山の様にありますが
なんでもすぐに飽きてしまう飽き症の私が
ここまで続けてこれたのも不動産業だからかと思います。
平成が変わり新しい元号になっても
いつまでもこの仕事を続けていきたいと思います。
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